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2006年12月23日

David T Walker / David T Walker


リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:多分、事件と言ってもいいと思います。

デヴィッド T.ウォーカー氏(g)のOde時代作品が揃ってCD化の陽の目を見るとは!

もう誰も氏の正確なセッション・ログを追える人は居ないと思われる程のこの職人(^^;が、正に脂の乗った時期のプレーを思う存分披露してくれている作品がCD化されて出てきたのですから。

本作はそのOde時代の1作目にあたり、印象的なジャケットはもとよりソウル・ジャズ的な体裁を借りながらも、柔軟にハッピーに歌うgに「やっぱり、デヴィッド Tだよなぁー」と思わずにはいられません。

4作目にしてアルバムタイトルは自身の名前というシンプルさが何やら思わせぶり(笑)。

ファンの間では本作のことを収録曲の1つでもある[リアルT]の名で呼ぶこともあります。

もとい。有名曲・ヒット曲を介してのプレーでは「僕はこう弾くんだ」と言わんばかりのプレーと、自作曲での伸びやかなプレー([6]のカッコ良さったら)、やっぱりこの人を知って良かったと改めて思い直します(否、惚れ直した・・・かな(^^;)

旧知の仲っであるジョー・サンプル(key)、ウィントン・フェルダー(b)や、ポール・ハンフリー(ds)、ビリー・プレストン(org)など、面子の確かさもキー・ポイントです。

かなり傷が目立ち始めたアナログ盤を恐る恐る聴くのも嫌いではないのですが(^^;、これでもっと気軽に本作を聴くことができます。それだけでも嬉しいです。
収録曲
1.Never Can Say Goodbye
2.Loving You Is Sweeter Than Ever
3.On Broadway
4.I've Never Had the Pleasure
5.I Believe in Music
6.I Want to Talk to You
7.Hot Fun in the Summertime
8.Only Love Can Break Your Heart
9.What's Going On
10.The Real T.

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