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2006年12月24日

Press On / David T. Walker


リリース:1973年
評価:★★★★★
コメント:待てば海路の日和あり、はたまた、果報は寝て待て、と言うべきでしょうか。

多分、版権の関係でCD化など覚束ないと諦めていたデヴィッド T.ウォーカー氏(g)のOde時代作品がここに来て3作品同時にCD化(+リマスタリング)されて出てくるとは。
なかんずく、本作はそのデヴィッド T.ウォーカー氏の最高作品として、未だフュージョン系のページや書籍では何度も登場している作品。

兎に角音源が無ければ話にもならないと思い、十数年前に、底抜けのアナログ盤を中古屋で引き揚げた時も何の躊躇もせずに買った思い出があります(笑)

前作の<David T. Walker>-a.k.a Real T.-と比べると、よりR&B/ソウル度がアップし、明るめのホーンなども絡ませた楽曲は流石に氏のgプレーと相俟って、最高作の名に恥じない内容かと思います。

柔らかいのに甘ったるくなく、飽くまでフィーリング最優先。キメめる時にゃ、カッティングだって恐ろしくグルーヴィ。

でなきゃ、これだけのキャリア(サポートや歌伴)を積み上げられた訳もありません。ただただ脱帽です。

前作に続き、ジョー・サンプル(key)がクレジットされているのですが、本作ではハービー・メイソンがdsに座っています。

個人的には、対応レンジの広さという点でH.メイソン氏に一票!

他アーティストのバック・ミュージシャンとしての仕事が忙しいためか、ここ10年以上もソロ作品をリリースしていない中にあって、今回のCD化が起爆剤になれば・・・と思っているのは私だけではないと思います(^^;

さあ、新譜は何時届くのか、楽しみにしていますよ、デヴィ爺!

追伸:
併せて、メリー・クレイトン辺りのOde音源も何とかCD化願えませんでしょうか?
お願いします m(_ _)m > レコード会社様
収録曲
1.I Got Work to Do
2.Brother, Brother
3.Press On
4.Didn't I Blow Your Mind ThisTime
5.With a Little Help from My Friends
6.Superstition
7.I Who Have Nothing
8.If That's the Way You Feel
9.Save Your Love for Me
10.If You Let Me

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