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2007年12月8日

The Way It Is / Bruce Hornsby & The Range


リリース:1986年
評価:★★★★
コメント:気が付けばもう20年以上も前になるのですねぇ。

ミュージック・シーンはホイットニー・ヒューストンやジャネット・ジャクソンなどのR&B/ブラコン勢、ボンジョビ、ヴァン・ヘイレン等のHR勢、インエクセス、バングルスなどの新興勢、
そこにスティーヴ・ウィンウッドやピーター・ガブリエル、ジェネシス(フィル・コリンズ)、ボストン等のヴェテラン勢が入り乱れる何とも賑やかな時代でした。

そんな中、ブルース・ホーンズビー&ザ・レインジの名義でファーストとなる本作がリリースされたのは'86年。

周りの賑やかさとは一線を画すような正統派とも呼びたくなるようなアメリカン・ロックの粋をストレートに実践したような本作の内容は、ジャズの世界で言うなら完全にヒートアップしていたハードバップの時代に新主流派がもたらした新鮮味のような感があります。

オーソドックスと言えばそれまでかも知れません。しかし、そこを新鮮に聴かせる事ができる力量はB.ホーンズビーの才と言っていいと思います。

優しいとかノスタルジックだという言葉だけで言い表せないのでしょうが、セピアなジャケットとB.ホーンズビーのピアノ。本当に沁みてきます。

セカンドは本作程話題にはならなかったようですが、その後ヒューイ・ルイス(本作も数曲でプロデュース参加)やドン・ヘンリーのヒット曲をライティングするなど、ライターとしての活動でもその才を発揮していることは周知かと思います。
収録曲
1.On the Western Skyline
2.Every Little Kiss
3.Mandolin Rain
4.The Long Race
5.The Way It Is
6.Down the Road Tonight
7.The Wild Frontier
8.The River Runs Low
9.The Red Plains

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