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2007年12月8日
Chicago 16 / Chicago
リリース:1982年
評価:★★★★
コメント:'78年、盟友テリー・キャス(g)を失った事がどれ程彼等の道程に迷いを与えたかは窺う由もありませんが、強烈なデビューを飾ったシカゴが'80sを前にして失速寸前であった事は少なからずそこに起因するものがあったのでしょう。
'82年、プロデュースに売れっ子デヴィッド・フォスターを迎え、また、'70sにサンズ・オブ・チャンプリンを率いたビル・チャンプリン(g、key、vo)をメンバーに加えたシカゴが、一気にメジャーに返り咲いた一作です。
体裁的にはブラス系のアレンジを残しつつも、感触的にはブラス・ロックの無骨さや豪快さ、初期の彼等にあったポリティカルな視点はとうの昔に?に影を潜めています。
とは言え、爽快なホーンセクションの絡みとピーター・セテラ(更にはD.フォスターのアレンジ?)によるステレオタイプとも呼べる楽曲の多くは、コアなファンの思惑とは裏腹に、ヒット街道ど真ん中を歩むようなものが目立ちます。
'80s初期のAORバラード系としてはやはり輝き方が違う[5]はそんな感じをまざまざと見せてくれる佳作かと思います。
収録曲:
1.What You're Missing
2.Waiting for You to Decide
3.Bad Advice
4.Chains
5.Hard to Say I'm Sorry/Get Away
6.Follow Me
7.Sonny Think Twice
8.What Can I Say
9.Rescue You
10.Love Me Tomorrow
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