コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2008年5月25日

Chicago 17 / Chicago


リリース:1984年
評価:★★★★
コメント:前作<16>で開花したデヴィッド・フォスターのプロデュースによる都会派AOR路線+若干のブラス・テイストを継承した<17>。

'80sシカゴの名作とも言われる本作からも数々のシングルヒットを生み出し、'80sのシカゴのイメージが完全に固定されたようにも思います。

数年後の来日時のインタヴューでは(既に、ピーター・セテラは脱退していましたが)、「バラード路線でのヒットとシーンへの復帰に対して否定的な意見は持っていないが、それがシカゴの全てではない事は常々リスナーにはアピールして行きたい」とダニエル・セラフィン(ds)辺りは言っていましたね。

そういう点をアーティスト側から発信しなければ、「シカゴ=AORバンド」と納得されてしまう程、過去の彼等のイメージを伴わないリスナーが増えていたという事なのでしょう。

それでも、既にアメリカン・バンドの雄として'60sから走り続けてきた彼等の力量はやはり素晴らしいものであり、急ごしらえの商業バンドでも何でもない点だけは「新しいリスナーの方」に対しては一言申しあげておきたいと思った次第です m(_ _)m
収録曲
1.Stay the Night
2.We Can Stop the Hurtin'
3.Hard Habit to Break
4.Only You
5.Remember the Feeling
6.Along Comes a Woman
7.You're the Inspiration
8.Please Hold On
9.Prima Donna
10.Once in a Lifetime

0 件のコメント:

コメントを投稿