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2011年8月13日

A Street Called Straight / Roy Buchanan


リリース:1976年
評価:★★★★
コメント:ロイ・ブキャナンの6作目。邦題は「メシアが再び」。

これまでの作品ジャケットとはちょっと趣きをかえて、孤高のギターレジェンド的な印象からもう少しファミリアーな感じになっています(笑)。

ジャケットは別としても、これまでの作品で多くを占めていたブルース、カントリー、ソウル、といったテイストものに加えて、ここではアコースティックgによる楽曲やスロー・ファンクっぽいノリの楽曲まで含み、レンジの広さ(懐の深さ)を嫌味なく見せてくれているようです。

極めつけの[10]は言うに及ばず(^^;、[8]で取り上げているジミ・ヘンドリックス作品はクラヴィネットの粘り具合とR.ブキャナンの乾いたgが気持ちよく、また[7]はタイトルから推察できるように、ジェフ・ベックを讚したものです。

これがやはりJ.ベックを意識したような(^^;プレーになっていて何ともニンマリさせてくれます。
冒頭の掛け合い相手tsはマイケル・ブレッカーですね。

J.ベックが<Blow by Blow>('75年)の中でスティーヴィー・ワンダー作品[Cause We've Ended as Lovers]をR.ブキャナンに捧げていることへのお返しのようです。

没後20数年が経過してはいますが、小生、実際にはまだ数作品しかR.ブキャナン作品にはリーチしていません。がしかし、まだまだ聴いてみたい要素を秘めている(笑)アーティストの一人ではあります。
閑話:
バックボーカルとしてクレジットされている"Luther Van Ross"って、'80s-'90sにR&Bシーンで人気を得た"Luther Vandross"(ルーサー・ヴァンドロス)ではないか知らん?
収録曲
1.Running Out
2.Keep What You Got
3.Man on the Floor
4.Good God Have Mercy
5.Okay
6.Caruso
7.My Friend Jeff
8.If Six Was Nine
9.Guitar Cadenza
10.The Messiah Will Come Again
11.I Still Think About Ida Mae

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