コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2012年6月3日

Sweet Passion / Aretha Franklin

リリース:1977年
評価:★★★
コメント:ここ暫くソウルものの視聴を怠っていたので、今日はソウルものを(^^;

これもエサ箱(300円/枚)から引っ張ってきた輸入アナログ盤です(どうやら未CD化作品の1つのようです。御大アレサをして、まだ未CD化作品があるのですねぇ)。

'70s後期となれば、いわゆる「不調期のアレサ」と枕詞ように言われるようですが、幸か不幸か、小生はまだその辺りをじっくりと攻めてはいないので、世間一般の評価とは別として本作と対峙してみました。

本作からは[1]がR&Bチャートで#1を取得しているのですが、演者の一人にTOTOのキーパーソン
でもあるデヴィッド・ペイチの名前が見えます(実際のは、本先における共同プロデューサーの一人としてもクレジットされています)。

作品全体としては'60sから'70s中盤辺りのいわゆるアレサらしいソウルっぽさは結構希薄であり、今ひとつ煮えきらないような感触があります。

その筋では有名なライディングチーム、ホーランド=ドジャー=ホーランドの要員でもあったラモント・ドジャーがプロデューサ兼コンポーザーとして活躍していますが、時代的にオールドスタイルのソウルとディスコブームを経て'80sに向かってゆくソウルの端境期にいるためなのか、アレサのアレサらしさのようなものがなかなか前に引き出されていないようにも感じます。

アレサ自身は歌も演奏もこなしていますし、バックの布陣だってかなり堅実であるはずですが、ちょっと伸び悩のような感じですね。

そのバックの布陣ですが、ここでアナログであるありがたさの1つは、ジャケットが大きい分、クレジットが良く見える点。同じデザインを縮小したCDサイズだと、もう視力の問題ではなく物理的に「読めない」でしょ?(笑)

で、裏ジャケに曲目と共に演者のクレジットがあったのですが、多くの曲にギターとしてリー・リトナーやレイ・パーカーJrが、ベースにはチャック・レイニー、ドラムはジェームス・ギャドソンと、ありがちではありますが、スタジオ系/フュージョン系ミュージシャンの名前が見えたのも入手理由の1つではありました。
収録曲
1.Break It to Me Gently
2.When I Think About You
3.What I Did for Love
4.No One Could Ever Love You More
5.A Tender Touch
6.Touch Me Up
7.Sunshine Will Never Be The Same
8.Meadows of Springtime
9.Mumbles
10.Sweet Passion

0 件のコメント:

コメントを投稿