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2012年6月9日

Now That Everything's Been Said / The City


リリース:1969年
評価:★★★★
コメント:時々、SSW(シンガーソングライター)モノや本作のようなソフトロック~シティポップのハシリ、といった感触の音が無性に聴きたくなります。

先日も例によって?エサ箱を覗いていたらジョニ・ミッチェルとかジャクソン・ブラウンが置かれていたので「えいやっ」で入手(笑)ちょっと先になるかも知れませんが、レビューをつけたいと思っています。

もとい。キャロル・キングはそれこそ<Tapestry>で既知ですし、ダニー・コーチマーもソロ作品<Kootch>やフュージョン期?のセクション作品<Forward Motion>およびジェームス・テイラーのバックバンドとしての肩書は知っていました。

ただ、その二人がこのシティというグループで一緒にやっていた事を教えられたのはそう古い話ではありませんでした。折よく安価で出されていたので入手してみました。

なるほど、C.キング単発作品の感触よりは味付けがポップだし、D.コーチマーの作品ほど枯れたロックをやっている訳でもなく(言わずもがな、フュージョン作品でもなし(笑)。

堪らなく郷愁を誘うメロディーとシンプルなバックの演奏に加えて、あのC.キングの声と揃えば、いとも簡単に Back to the Late '60s (^^;

いくつかの曲は他有名アーティストにも取り上げられているみたいですが、生憎、小生が判ったのは[11]をブラッド・スウェット&ティアーズがカーバーしていた事だけでした。

#[1]はロジャー・ニコルズ、[2]はバーズ、[5]はモンキーズなど等

オンタイムでは聴いていなかったはずなのに、なぜこれほどにノスタルジーを掻き立てられるのでしょうかねぇ・・・不思議。

この手の音は、まぁ、取っ付きが良い分、ちょっと飽きも早く、しかし幸いな事に、かい離したままにはならずにまた戻ってくる・・・というサイクルを小生の中では繰り返しています。

シティとしてはこの1枚をODEレーベルに残したのみだそうです。まぁメンバそれぞれはその後も順調に活動を続けられた事をみれば、発展的円満解消だったのでしょうかね。

因みにD.コーチマーと本作のもう一人のメンバであったチャールズ・ラーキーはこの後にJo Mama(ジョー・ママ)というグループを結成させています(実はJo Mamaの2作品は既に入手済みなのですが・・・えっーと、その・・・(汗)

気が向けば?SSW/ソフトロック路線レビューに走るかも?です(笑)
収録曲
1. Snow Queen
2. I Wasn't Born To Follow
3. Now That Everything's Been Said
4. Paradise Alley
5. Man Without A Dream
6. Victim Of Circumstance
7. Why Are You Leaving
8. Lady
9. My Sweet Home
10. I Don't Believe It
11. That Old Sweet Roll (Hi-De-Ho)
12. All My Time

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