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2012年6月23日

Straight Between the Eyes / Rainbow


リリース:1982年
評価:★★★★
コメント:次作、そして最後のスタジオ盤となった<Bent Out of Shape>が'83年リリースという事は、本作はその僅か1年前にリリースされた事になり、レインボー解体までのカウントダウンが始まっていた頃なのでしょうか。

解散の経緯については知らないのですが、リッチー御大はその後に深紫を再始動させていますね。何かやり残した事、親米な作品が嫌になってきた、若しくは懐かしさの余り・・・(笑)

もとい。なんだか訳のわからないチープなジャケットデザインなんですが、ともあれ、この絵から想像するにもっと破壊的(デスメタのような(笑)とんがり方とギラリとした音なのかと思いきや・・・ハードロックですね。

楽曲自体にこれといった特徴が見つけられる程の突出したモノがないのが痛いところですかね。
概ね、ジョー・リン・ターナーの歌/声は非常にバンドカラーのようなものにフィットしているように思います。

それでも、此処にはかつてディオやヤーさん(ボネット)が座っていた場所でもあり、「比べまい」と思ったところで無理なのは端から判っています。何かこう、もう一つ「クセ」みたいなものがあればイイと思うのですがねぇ。

[2]や[5]といった比較柔らかめの楽曲での巧さはイイなぁと思いますです。

レインボーの作品レビューの割にはリッチー先生に少しも触れておりませんが、少なくとも、本作で「触れる程の」何かがあるのかなぁ・・・と思ったもので。敢えて何か書けば、[6]のようなカッティングがらみの軽いリフは・・・似合わないような気がします m(_ _)m

オンタイムでは'80s L.Aメタルにうつつを抜かしていた小生(笑)には、あまり、と言うか殆どリーチしていなかった米ハードロックといった部分がよく判っていない手前、本作程度の音がどこまで米的ハードロック音なのかを知るためには、自ずとレインボウ作品を遡って聴かねばならず・・・

幸い?レインボーも比較的安価でUSEDが入手できますので、順次、見て(聴いて)行こうかと思っております。

閑話:
興味本位でチョロっとJ.L.ターナーのソロ作のサンプルを視聴したのですが、'80s中期辺りの米を意識したフォリナーとかに似た匂いがして・・・食指がムズムズ(笑)
収録曲
1.Death Alley Driver
2.Stone Cold
3.Bring on the Night (Dream Chaser)
4.Tite Squeeze
5.Tearin' Out My Heart
6.Power
7.Miss Mistreated
8.Rock Fever
9.Eyes of Fire

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