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2012年8月11日

ヒットシングルはないけど(^^;


アルバム名:The Man Who Sold The World
アーティスト:David Bowie
リリース:1970年
評価:★★★★
コメント:個人目標の1つでもある「デヴィッド・ボウイ コンプリート計画」(笑)を立てたにも関わらず、ものすご~く久しぶりにデヴィッド・ボウイの作品を聴くような気が・・・(汗)

'67年にファースト作品をリリースしてはいますが、個人的にはロックなD.ボウイのファーストアルバムと認識している<Space Oddity>('69年)の次作にあたるのがこれ。

前作にはまだ幾ばくかは漂っていたフォーキーな匂いは殆どと言っていいほど無くなり、D.ボウイのクラシックなロック・テイストを存分に味わうことができる作品なのではと思います。

暫くD.ボウイ作品から遠ざかっている間に、某師匠のお導き?でミック・ロンソンにリーチした事もあり、個人的にはこうして「M.ロンソンが居ることを」意識してD.ボウイ作品を聴くことの面白さも味わっているところです。

M.ロンソン、曲によってはちょっと危うい(ヘンテコな)フレーズをかましていますが、[7]辺りはイイんじゃないですか?指、よく動いてます(笑)

D.ボウイの歌(歌唱力)というのは、あまり深く追求すべきものではないと考えていますが、その「歌い方」はドラマチックといいますか、芝居がかっていて、外連に溢れているといいますか・・・決して嫌いになるものではないのです。

D.ボウイのベスト盤などには(恐らく)本作からのエントリーは皆無なのでは?と思います。現に小生も「既知」の楽曲は1つもありませんでした。

で・す・が・・・言わずもがな、ヒット(シングル)があろうとなかろうと、本作、いいですよぉ(笑)

なお、本作のプロデュースはトニー・ヴィスコンティ(T-Rex等との仕事でも有名ですね)が担当し、以降のボウイ作品でも強力にこれをアシストする一人になってゆきます。
収録曲
1.The Width Of A Circle
2.All The Madmen
3.Black Country Rock
4.After All
5.Running Gun Blues
6.Saviour Machine
7.She Shook Me Cold
8.The Man Who Sold The World
9.The Supermen

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