コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2003年6月8日

Music Is My Sanctuary / Gary Bartz


リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:年代順に全てのゲーリー・バーツ(sax)作品を聴いた訳ではないのですが、それでも'60s末辺りのNTU TROOPを率いていた頃や、'70sに入ってのマイルス・デイビスへのコントリビュートを通じても、これ程ポップなG.バーツ作品(というか、演奏)は聴いた事がありません。

折りしもフュージョン・ブームが起こり始めた頃と一致する事もあり、G.バーツ自身もその波を(敢えて?)被ったのかも知れません。

ブルーノートの他のアーティスト(ドナルド・バードとかボビー・ハンフリーとか)のプロデュースで一世を風靡したマイゼル兄弟を迎え、グルーヴィーに、メロディアスにブロウするG.バーツが余りにもハマっているのが何ともいいですね(^^;

アフロセントリック/スピリチュアルな楽曲を演じるG.バーツも大変好きなのですが、本作のようにフュージョン全開路線(?)もまた一興です。

シリータ(vo)はアルバム<Juju Man>でも起用されていますが、その他、ジェイムス・ギャドソン、ハワード・キングといったファンキー&タイト系?のドラムス、エディ・ヘンダーソン(tp)、デヴィッド.T.ウォーカー(g)やワー・ワー・ワトソン(g)、更にはムトゥーメ(perc)、ビル・サマーズ(perc)といった面子が参加。

大ファンキー大会(^^;になってもおかしくはないところですが、やはりマイゼル兄弟の仕上げはクール&グルーヴィー。

本作がG.バーツ入門という訳ではないにせよ、ソウル好き・フュージョン好きの方には是非一度耳にされることをお勧めします。
収録曲
1.Music Is My Sanctuary
2.Carnaval de l'Esprit
3.Love Ballad
4.Swing Thing
5.Oo Baby Baby
6.Macaroni

0 件のコメント:

コメントを投稿