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2008年3月3日

Agent Provocateur / Foreigner


リリース:1984年
評価:★★★★
コメント:個人的には'80s初期のロック系作品の中では、そのハードさとポップさの絶妙のバランス、全曲捨て曲なし、という点においてフォリナーの<4>はお気に入り作品でした。

勿論、作品自体もヒットした訳ですが、そうなれば次作へのプレッシャーがあるというのは

フォリナーに限らず全てのアーティストに共通する事項かとは思います。

そのフォリナーが当初トレヴァー・ホーンのプロデュースで本作に着手しながらも、最終的にはアンソニー・サドキンにそれを任せた背後に何があったのかは、ある意味興味が尽きない所ではあります。

結果論からすれば、本作からは[2]、[3]を含むヒット作を輩出した事でA.サドキンの手によるプロデュースは成功だったと言えるでしょう。

前作のポップさはいい意味で影を薄め、AOR以上ハードロック未満(別段、「未満」という言葉をネガティブに捉えていただく必要はありません。単なる表現の一つです)の中道をズドンと突き進むようなスタイルに'80sロックの輝きを見て取る事ができます。

いつもながら「うまいなぁ」と関心するミック・ジョーンズのギター捌き(≠テクニック)、グッと深さを増した楽曲にフィットするルー・グラムのボーカルもよく通っていると思います。
収録曲
1.Tooth and Nail
2.That Was Yesterday
3.I Want to Know What Love Is
4.Growing Up the Hard Way
5.Reaction to Action
6.Stranger in My Own House
7.A Love in Vain
8.Down on Love
9.Two Different Worlds
10.She's Too Tough

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