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2008年6月22日

The Inside Story(邦題:ギターに愛を)/ Robben Ford


リリース:1978年
評価:★★★★
コメント:本作リリースの後、本作にも参加していたラッセル・フェランテ(key)やジミー・ハスリップ(b)等とイエロー・ジャケットを組み、フュージョン・シーンの代表バンドになって行った事はご承知かと思います。

一聴するとお判りのように、ロベン・フォードのプレー・スタイルはそのベースに非常にブルース的フィーリングを感じさせるものです。

プロデューサーにスティーヴ・クロッパーを迎えている点でも、その点が更に補強されると思います。

滑らかに歌うようなフレーズのみならず、自らヴォーカルを取って[2]や[6](こちらはSTUFFのカバーですね)を真正面から演じている辺り、根っからのブルース/R&B好きなのでしょうね。

後年は、もっともっとストレートにブルース色を感じさせる作品を出してきます。

それ程思い入れのあるアーティストという訳ではなく、「がつん!」と印象に残るフレーズやソロといった部分についてはフュージョン期の彼の活躍の範囲においてはイエロージャケット然り、トム・スコット&L.A.エクスプレス然り、個人的には希薄である感を拭えません。

とは言え、巧さの点については当時既にスターだったラリー・カールトンがR.フォードを評している点からも折り紙つきである事に間違いはありません。

あくまで個人の好みという範囲内の判断として、この時代前後のプレーだけで私は十分かなぁと思っています。
収録曲
1.Magic Sam
2.For the One I Love
3.North Carolina
4.There's No One Else
5.The Inside Story
6.Need Somebody
7.Far Away
8.Tee Time for Eric

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