評価：★★★★
コメント：ハロルド・メルヴィン＆ザ・ブルーノーツのフロント・シンガーとしても鳴らしたテディー・ペンダーグラス。
ソロ転向後の３作目が本作になります。
甘めのメロに女声コーラスを併せ、ムーディーなストリングをアレンジする…フィリー・ソウルの王道と言えばこれ程のものはありません。
勿論、ケニー・ギャンブル＆レオン・ハフのソングライター・コンビの名前もしっかりとあります(^^;
時代は'70sも末。
フィリー・ソウルそのものは次第にメインストリームからは遠ざかってゆく頃なのかも知れませんが、その中にあってもT.ペンダーグラスが最後の砦の如く踏ん張っていたことがよく判る作品かと思います。
冒頭からの[1]、[2]は正に珠玉のフィリー・ソウル。
前半にその手の曲を集めおり、所謂、アナログＬＰで言う後半には結構ビートを効かせたダンスフロア御用達ソングを集めています。
言うまでもなく、[6]は有名どころかと(^^;
バックミュージシャンは今ひとつハッキリしていないのですが、bでクレジットされているボブ・バビットは、モータウンの重鎮ベーシストでったジェームス・ジェマーソンのリプレイスとしてファンク・ブラザーズでプレーしていた人。
特に'70s中後期のソウル系アーティストのレコーディングにその名前を多く見る事ができるようです。
収録曲：
1.Come Go with Me
2.Turn off the Lights
3.I'll Never See Heaven Again
4.All I Need Is You
5.If You Know Like I Know
6.Do Me
7.Set Me Free
8.Life Is a Circle
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