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2008年12月24日

Then Came You / Dionne Warwick


リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:ディオンヌ・ワーウィックという人の歌い方を聴くと、所謂、R&Bシンガーとしてのフィーリングとポップスのそれを非常に上手い具合にブレンドしているんじゃないかと思います。

バート・バカラック作品を歌った事でその名を広く知らしめた事も、そんな彼女の才に必然的に合うものだったのかも知れません。

そう思うと、後年になってのバリー・ギブ辺りとのデュエットも頷けますね(^^;

本作は'75年にリリースされた作品ですが、コッテリとし過ぎない上品なR&Bテイストと軽いフィリーソウル的な味付け、そしてポップな感触と、きっと非常に多くのリスナーの耳に自然と留まる作品なのではないでしょうか。

軽快な[1]、ドラマチックな盛り上げの[3]、スピナーズとのデュエットによるヒットとなった[4]等、'70s中期のD.ワーウィックを楽しむには非常にいい作品の1つではないかと思います。

また、プロデュースに名を連ねているジェリー・ラゴヴォイという人。

D.ワーウィック作品では本作のみでの顔合わせ(?)のようです。が、かなり渋い仕事をしている人のようです。

ちょっと調べただけですが、ジャニス・ジョプリンが歌った[Cry Baby]のコンポーザーとして名前があったり、ボニー・レイエットのアルバムをプロデュースしていたり…

D.ワーウィックの前後作品を聴いていないのでハッキリとは判らないのですが、この人の尽力もあったのかも知れません。
収録曲
1.Take It from Me
2.We'll Burn Our Bridges Behind Us
3.Sure Thing
4.Then Came You
5.How Can I Tell Him
6.Move Me No Mountain
7.I Can't Wait Until I See My Baby's Face
8.It's Magic
9.Who Knows
10.Getting in My Way

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