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2008年12月17日

On Tour with Eric Clapton / Delaney & Bonnie


リリース:1970年
評価:★★★★
コメント:ほぼ無名に近かったデラニー&ボニーに、既にロック・ヒーロとして名声を得ていたエリック・クラプトンがブラインドフェイスを蹴ってまで参加した事が大きく取り上げられる事が多いとは思うのですが、奔放さ、熱さ、気持ちよさ、そして、そこに根ざしている南部スワンプロックの王道とも言えるブルースやR&Bテイスト、と、どれを取ってもE.クラプトンが惹かれたのも無理は無いと思います。

ある意味、ブラインドフェイスがやろうとしたコンセプトにほとほと疲れたのかも知れませんが・・・

ライブ盤という事も手伝って、熱狂の[4]、スローなブルースの[5]、ご機嫌な[8](リトル・リチャードのメドレー)等、デラニー&ボニーの勢いを知るには非常に優良なリソースの1つではないかと思います。
ほぼ40年近く前の音という事になりますが、何と言いますか、時間の流れとは関係なくロックのあり方を伝えるという意味でも、聴き継がれてゆく作品なのかなぁと思います。
バーでも喫茶でもいいんですが、扉を開けた瞬間、こういう音が流れ出してくる店って…憧れるんですよね(^^;
収録曲
1.Things Get Better
2.Poor Elijah - Tribute to Johnson
3.Only You Know and I Know
4.I Don't Want to Discuss It
5.That's What My Man Is For
6.Where There's a Will There'sa Way
7.Comin' Home
8.Little Richard Medley: Tutti-Frutti/The Girl Can't Help It/Long Tall Sally

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