アーティスト：Falco
リリース：1986年
評価：★★★★
コメント：奇才アーティスト、ファルコがリリースした第三作目。
私は、英バンドのAter the Fireが'82年にヒットさせた[DER KOMMISSAR]がファルコの作品だとは最近まで知りませんでしたm(_ _)m
問答無用のヒットとなった[1]が秀逸ですが、単にエレクトロポップ＆ラップ多用な楽曲を並べ立てているだけではなく、トータルでしっかりと楽しませてくれるアルバム構成を考えているという点でも、イロモノ扱いで終わるようなアーティストではない事が判るかと思います。
[5]が放送禁止にされるなど、まぁ、馬鹿馬鹿しさとシュールさが同居したような部分もありますが、何れ、硬質な響きを持つドイツ語と楽曲が非常に上手くマッチしています。
惜しくも他界してしまったファルコですが、'80sの音楽シーンを思い出す時には必ずや挙げられる名前を残した事実は立派なものです。
惜しくも'98年に他界してしまったファルコですが、'80sの音楽シーンを思い出す時には必ずや挙げられる名前を残した事実は立派なものです。
収録曲：
1.Rock Me Amadeus
2.America
3.Tango the Night
4.Munich Girls
5.Jeanny
6.Vienna Calling
7.Manner des Westens-Any Kind of Land
8.Nothing Sweeter Than Arabia
9.Macho Macho
10.It's All over Now, Baby Blue
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