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2008年12月29日

Paris / Supertrump


リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:'70s後期~'80s初期にかけて人気を博したスーパートランプ。

一躍その名を一般リスナーにも知らしめたヒット作<Breakfast in America>('79年作)の追い風も覚めやらぬ時にパリで録音されたのが本作。

彼らの初期作品から聴き始めれば、そのサウンドの変化という部分も楽しめるのかも知れませんが、ここで展開されるダイジェスト的な楽曲群を聴く事で、彼らのサウンドの要の様なものは十分感じられるのではないかと思います。

ヴァン・ダイク・パークス辺りとはまた少し異なるマイナーメロウと軽いノスタルジーを覚えるサウンドが彼らの魅力の一つだと思っています。

私自身は別のライブをTVで少し見た事があるだけなのですが、彼らのライブ・パフォーマンスには、ファン・サービス的な要素も多々含まれており、いい意味で「音楽だけ聴いてくれ」に終始していないところが何とも誠実さを感じる所でもあります。

冒頭のMCもサラリと仏語でやっているあたり、彼らのステージが非常に楽しかったであろう事を想像させます。

後年になって、キーパーソンであるロジャー・ホジソンの脱退劇などもあったようですが、スーパートランプの面白さをクイックリーにレビューするにはお手ごろな作品ではないかと思います。
収録曲
==Disc 1==
1.School
2.Ain't Nobody But Me
3.The Logical Song
4.Bloody Well Right
5.Breakfast in America
6.You Started Laughing
7.Hide in Your Shell
8.From Now On
==Disc 2==
1.Dreamer
2.Rudy
3.A Soapbox Opera
4.Asylum
5.Take the Long Way Home
6.Fool's Overture
7.Two of Us
8.Crime of the Century

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