評価：★★★
コメント：一度見たら脳裏に残るジャケットデザインと「工事中」というタイトルに惹かれて入手(（フュージョンバンドという事以外の知識はなしでした）。
１曲を除き全て布川氏(g)の作曲ですが、とてバラエティに富んでいます。
例外はあるものの、大半はしっかりと弾く(＝よく判る)プレーであり、仰々しいエフェクトや過剰な演出などなくとも、楽曲と演奏力で真っ向勝負という点も気持ちいいです。
また、dsとbの動きはきっと技術指向のリスナーには「おっ」と思わせるものではないでしょうか。
これだけのノリを出せるのは流石だと思います。
哀愁系(?)あり、ポップ系あり、ライトなファンク系ありと、極端なギター中心作品になっていない分、楽しみ方も広がるというものです。
ジャパニーズ・フュージョンがまだ勢いを持っていた頃の良作です。
収録曲：
1.ファウンテン・フェアリィ
2.リズム・ヒート
3.レインボウ・バレイ
4.アンダー・コンストラクション
5.シークレット・セクレタリー
6.エコーズ・オブ・サイレンス
7.フェイク・ジャズ
8.エル・ドラード
9.ユア・ソング
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