評価：★★★★
コメント：その頃の作品は未だに聴いた事は有りませんが、ソニー・スティット(as)はバリバリのハードバッパーとしてのスタイルを終生貫いた人なのだとか。
でも、本作('73年作)はどーでしょう！バックのメンバー、ドン・セベスキーの甘めのアレンジ、[1]、[2]、[3]に代表されるようなポップス、ロック、ソウルナンバーの聴き易さ。
小生は嬉しくて仕方ありません。
難しいことは判りませんが、それでも、何度聴いてもうっとりします。そういう偉大なジャズマンが(例え本気でなかったにしろ)こういう手合いの素人にも純粋に面白いと思える作品を録音しておいてくれたことに感謝です。
コーネル・デュプリーのイケてるギター、ローランド・ハナのノリのいいハッピーなエレピ。
いいですねぇ。
まぁ、かつてのＣＴＩレーベルでもフレディ・ハバードやスタンリー・タレンタインといった重鎮がフュージョンチックな作品を残していますので、本作だけが珍しい訳ではありませんが、程よいポップさ加減は他に類を見ないのではないでしょうか。
よくぞCD化してくれました。ありがとうございます＞レコード会社様
収録曲：
1.Mr. Bojangles
2.World Is a Ghetto
3.Killing Me Softly With His Song
4.Blue Monsoon
5.Got to Be There
6.Fifty Per Cent
7.Ben
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