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2007年5月26日

1984 / Van Halen


アルバム名
アーティスト:Van Halen
リリース:1984年
評価:★★★★
コメント:'80s初中期におけるちょっとしたHR/HM系バンドの隆盛(L.A系やイギリス系のHR/HM系は群を抜いて人気がありましたね)も、思い返せばVAN HALENが本作でチャート・トップを取ってしまった事に触発されたという点も少なからず影響されているのかと思っています。

元々エンターテナーとしての素養が少なくない(^^;デヴィッド・リー・ロス(vo)はフロントマンとして十分にHR/HMファン以外の音楽ファンにも訴求できるモノを持っています。

それにエディー(g)にしても荒々しさを抑えたコンパクトなギターソロを心がける(?)ことで、[2]のような大ヒットナンバーを生めるんだ、とバンド全員が改めて気付いたのかも知れません。

「荒さを抑えて」とは言うものの、相変わらずギター・キッズ(=死語)にとっては「クラッ」とくるようなフレーズはそこかしこに組み入れられていますし、[9]などでは珍しくマイナー・スケールでのソロを取るなど、勘所の良さは流石の一言です。

従いまして、リスニング・ポイントをどこに定めるのかによっては「従来の」作品にあった攻撃性のような部分が欠落してしまった点を嘆く事になるかもしれません。

無論、ごちゃごちゃ考えずに「いいものはいい」として聴くのが一番いい、のかもしれませんね。

いらぬおせっかいでした m(_ _)m

幸か不幸か、D.L.ロスは本作後にVAN HALENを脱退する訳ですが、その後VAN HALENは本作を踏襲したような作風で、より万人にアピールするバンドへと進んでゆくことになります。
収録曲
1. 1984
2. Jump
3. Panama
4. Top Jimmy
5. Drop Dead Legs
6. Hot For Teacher
7. I`ll Wait
8. Girl Gone Bad
9. House Of Pain

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