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2007年5月6日

Rough & Ready / Jeff Beck Group


リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:多分、<Blow by Blow>やら<Wired>そして後年の部分的な楽曲を聴いて、小生の中のジェフ・ベック像は形成されたのだと思います。

別段、それが良いとか悪いとかではなく、ギタリストとして、そしてコンポーザーとしてのJ.ベックがある程度解ったと思い、それ以上追いかける事がなかったと言うのが正直な所でした。

今になって知人から「凝り固まったイメージを打破しないとなぁ」と意味ありげに言われたのを機に、この辺りも聴かないといけないのかぁ…といった経緯で入手した次第です。

今更ながら、、と失笑を買う事を恐れずに申しあげれば、思いがけずR&Bやジャズっぽさが無理なくロックとして(しかも、カッコよく)成立している点に私の驚きは尽きます。

よく言われるように、マックス・ミドルトン(key、p)やボビー・テンチ(vo)の加入がそれを実現させた大きな要因なのでしょう。

ただ、先述のように後年には一時的にロッド・スチュワートと仲直りして(?)例の「people get ready」などを演(や)っていた訳ですから、(R.スチュワート自身のR&B/ソウル好きは差し引いても)J.ベックもやはりその辺りの音楽はお好きなのですね。

#そう言えば、チャールズ・ミンガスの作品も取り上げてましたね。

ギタープレーについても(この後、<Blow by Blow>などが製作されるとは言え)作品の中では十分に満足するだけの弾きは出来たでしょう。

音楽自体のスリリングさや、インパクトの大きさでは<Blow by Blow>に譲るのかも知れませんが、何よりこの突進力や心地良さ(グルーヴ加減)は、確かに名盤の名に恥じないものだと思います。
収録曲
1.Got the Feeling
2.Situation
3.Short Business
4.Max's Tune
5.I've Been Used
6.New Ways Train Train
7.Jody

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