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2008年1月3日

Airplay(邦題:ロマンティック) / Airplay


リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:超ハイトーンvoのトミー・ファンダーバーグと多重コーラス処理による押しのサビ展開、元シーウィンドのジェリー・ヘイ(tp、flh)のアレンジによるホーンセクションの気持ち良さと、正にこれぞ王道と言えるような仕上がり。

ポジティヴな言い方をすれば'80sのAORにおける超一級の名盤。
ネガティヴに言えばステレオタイプ的なAORの権化。

どの様に捉えるかは聴き手の勝手ではありますが、やはり一筋縄では行かないジェイ・グレイドン(g、produce)とデヴィッド・フォスター(key、produce)という傑出した両アーティストが居てこそ作られた作品に違いはありません。

エアプレイが、J.グレイドンとD.フォスターの単なるお遊びが高じた結果&ワンタイムのセッションだったとすれば、それはそれで物凄い「お遊び」なのでしょう。

が、もしこのまま次作を作ろうとした場合、どのような内容になったのでしょうか?

同じ型を踏襲するだけなら、恐らく本作程のものを作れたのだろうか?とも思います。

何れにせよ、この手の作品がCD化される日本という市場は、如何にAOR(実際にはそれだけに限りませんが)といったある種のマイノリティ・ミュージックに対しても貪欲な音楽ファンが居るのかを思い知らされます。
収録曲
1.Stranded
2.Cryin' All Night
3.It Will Be Alright
4.Nothin' You Can Do About It
5.Should We Carry On
6.Leave Me Alone
7.Sweet Body
8.Bix
9.She Waits For Me
10.After the Love is Gone

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