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2008年1月4日

Look At Yourself / Uriah Heep


リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:'70sハードロック系のコンテキストでは間違いなく重要グループとして挙げられるであろうユーライア・ヒープの'71年作品。

重く、暗澹としたサウンドが轟々と鳴り響く中、デヴィッド・バイロンのメタリックなハイトーン・ヴォーカルはこれに負ける事無く、十分に歌っています。

HR/HM名曲の1つに挙げられる[3]は言うまでも無く、そのメロディセンスに単なる轟音バンドとは明確に一線を画すユーライア・ヒープのよさがあるのだろうと思います。

ディープ・パープル、レッド・ツェッペリン、ブラック・サバス・・・どのバンドも優れたアイデンティティと、オリジナリティ、コンポーズ/ライティング・センス etcといったストレングスは備えていたことでしょう。

そんな中でのユーライア・ヒープの「それ」は何なのでしょうか?

個人的には、ブルーズ・ロックを基調としたヘヴィネスやラウドネスの延長ではなく、何と言いますか、ヨーロッパ的な音楽観やコンセプトなのかなぁと思います。

勿論、ブルーズ・ロック的な発想やアプローチが皆無という事ではありませんが、その表出度/含有度といった部分が他の同系バンドよりも控え目で、また、その出し方を上手く心得ていたのではないかと思うのです。
収録曲
1.Look at Yourself
2.I Wanna Be Free
3.July Morning
4.Tears in My Eyes
5.Shadows of Grief
6.What Should Be Done
7.Love Machine

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