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2008年10月9日

Whenever You Need Somebody / Rick Astley


リリース:1987年
評価:★★★★
コメント:'80s中~後期に猛威を振るったユーロ・ビート。

硬派な洋楽/ロック・ファンからは白い目で見られていた様な気もしますが、例えばこの人、リック・アストリーのデビュー作である本作を目の当たりにすれば、これが単なるシーケンス・フレーズを楽しむだけの音楽ではない事がよく判るのでは?と思います。

特にこの人の場合、ボーカルスタイルは非常にオーソドックスでありながら、それが寧ろポップスにフィットする楽しさとユーロビートの楽しさを最大限に伝える事に成功しているように思えます。

[1]や[3]といったヒット・ナンバーは言うに及ばず、例えば[10](ナット・キング・コールのヒットで知られる)を同じ土俵に上げて演じている辺りに、楽しさと共に「巧さ」もしっかり伝えているのではないかと思える次第です。

古き良き、と言っても、高々20年前ですが、ユーロ・ビート隆盛期に生まれた名盤の1つかと思います。

全10曲中、R.アストリー自身によるコンポーズ(含む共作)が4曲、([10]を除く)残りはこれまた一時代を築いたストック/エイトキン/ウォーターマンのチームによるコンポーズ。

嗚呼、ユーロビート・・・(^^;
収録曲
1.Never Gonna Give You Up
2.Whenever You Need Somebody
3.Together Forever
4.It Would Take a Strong, Strong Man
5.The Love Has Gone
6.Don't Say Goodbye
7.Slipping Away
8.No More Looking for Love
9.You Move Me
10.When I Fall in Love

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