評価：★★★★
コメント：正直、今の今までゲイリーU.S.ボンドって人は知りませんでした。
＃正確に言えば、チャート表などでその字面は見たことはありましたが･･･
偶々、（体系的に）ブルース･スプリングスティーンを聴き直そうかと思ってごしょごしょやっている時にぶつかりました。
要はB.スプリングスティーンにとってみれば「伝説のヒーロー」の一人が、このゲイリーU.S.ボンドって事になるのでしょう。
＃因みに邦題は＜伝説のヒーロー＞なのです(笑)
本作が制作されるきっかけとなった出来事にも興味深いものがありますが、先ずはその内容。
当人およびB.スプリングスティーン、スティーヴ･ヴァン･ザントがプロデュースを務め、Ｅストリートバンドが強力にこれをサポート。
B.スプリングスティーンも自ら曲を提供するなど、その入れ込み具合は相当なもの。
かつてのゲイリーU.S.ボンドの功績についてはまだ何も調べて(聴いて)いませんが、とにかく本作に見られるアッパーなロックンロールを聴けばB.スプリングスティーンの入れ込みが「なるほど」と思えます。
勿論、この人の力あっての賜物であることは言うまでもないでしょうが。
最後のスローブギー～ゴスペルのような流れの曲にぐっときます(^^;
久しく聴いていなかったアメリカンなアッパーロックンロール、シンプルにして力強いストリートロックのような音を楽しむにはいい作品でした。
＃忘れずにB.スプリングスティーンも聴き直さねば(笑)
収録曲：
1.Jole Blon
2.This Little Girl
3.Your Love
4.Dedication
5.Daddy's Come Home
6.It's Only Love
7.The Pretender
8.Way Back When
9.From a Buick 6
10.Just Like a Child
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