コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2012年7月7日

Just Like This / Mick Ronson


リリース:1999年
評価:★★★★
コメント:ふと入手した<Play Don't Worry>がいきなりツボを突いた作風だったことで、ちょっと継続して聴こうかと思っていたミック・ロンソンですが、何時もの如く時間ばかりが流れてしまい(^^;、ようやくリーチした2作品目が本作です。

M.ロンソン自身は'93年に亡くなっているので、当然の如く、死後にリリースされた生前の音源という事になります。

その音源は'76年のスタジオおよびライブからのもので、やはりと言いますか、期待を充足させてくれる音でした(^^;

また、初版?はCD2枚組で、アウトテイクやアナザーアレンジの曲が収められたりしています。運よく?こちらをゲットする事ができました(言わずもがな、中古です(^^;)。

グラムロックと言ってしまっては細かなニュアンスが飛んでしまうかも知れませんが、決定的に「ダサく」なる手前に存在する「際(キワ)のカッコよさ」と言いますか・・・うっ・・・上手い形容ができずにスミマセン。

決して難しい音楽をやっている訳ではなく、むしろ、ビギナーがコピーを目指すような感じの楽曲なのでしょうが、当たり前のように、この「味」は誰にも出せないでしょうねぇ。

またデヴィッド・ボウイの片腕として初中期の作品に貢献したのは云うまでも無いことですが、やはりD.ボウイ作品を聴いている人がこれを耳にすると「ニヤリ」とする箇所がいくつもあるのではと思います。

小生でさえ、「あっ、このフレーズ。[Ziggy Stardust]のイントロやん!」って一聴して判る程露骨な?ものもあります(笑)

ともあれ、でしゃばり過ぎない&ダサ過ぎない楽曲に堪らない愛着を覚えてしまう不思議なアーティストです(あ、亡くなっているので、「でした」が正確か)。

因みにCDを聴きながらこの人の参加作品を眺めていたら、イアン・ハンター(これはまぁ判りますね)、アーネット・ピーコック(某師匠のページで見た)の他、ジョン・クーガー(現ジョン・メレンキャンプ)のファーストにクレジットがありちょっとびっくりしました。

J.クーガーと言えばアメリカンでアーシーな地元密着型ロックみたいな(笑)イメージなので、M.ロンソンのこの感触とかなり距離があるように思えたものですから。
#しかし、J.クーガーの1stに手を出すのは・・・何となくきつそー(笑)
収録曲
[[DISC 1]]
1.Just Like This
2.I'd Give Anything To See You
3.Takin' a Train
4.Hard Life
5.(I'm Just a) Junkie for Your Love
6.Crazy Love
7.Hey Grandma
8.Is That Any Way
9.I've Got No Secrets
10.Hard Headed Woman
11.Roll Like the River
12.Angel No. 9
[[DISC 2]]
1.Crazy Love (demo)
2.I'd Give Anything To See You (Right Now) demo
3.Takin' the Next Train (demo)
4.Hard Life (Ballad version)
5.Junkie (demo)
6.Hey Grandma (demo)
7.Just Like This (demo)
8.Ronno's Bar & Gril (studio outtake)

0 件のコメント:

コメントを投稿