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2012年7月7日

Stand In Line / Impellitteri


リリース:1988年
評価:★★★
コメント:例によって500円棚にあったのですが、敢えて手に取ったのは、言わずもがな、ヤーさん(はい、グラハム・ボネットです(笑)がそこにいたから。

オンタイムではHR/HM熱も冷めていた頃かと思いますが、この人たちの名前は記憶にあるものの全く聴いていなかった、聴く気も無かったですね。

ここにヤーさんが入った経緯は知りませんが、ブレーク・スルーを目指し「クラシカル/様式美」を信望する若手とアルカトラズの沈没で凹んではいたものの、かのリッチ―・ブラックモアの下にも居たことがあるヤーさんが、何か共有できるビジョンを見たのかも知れませんね。

だからこそ?ヤーさんの持ち歌である[2]を入れたり、明らかにレインボーを意識したであろう[4]が、正直、どこかあざとく思えるものの、彼らの偽らざる意気込みだったのかも知れません。

ただ('80s初頭のイングヴェイ・マルムスティーン辺りが先導した)ネオクラシカルの優等生的な楽曲、良くも悪くもインギー・フォロワーの一人・・・みたいな扱いをされたのが可哀そうと言えば可哀そうですね。

実際、この次の作品ではL.A.ファンクメタルみたいな(例えばExtreamのヌーノ・ベッテンコートみたいな?)楽曲にバンド自体も傾倒したとか。

この辺りは路線として面白くもあるのですが、案の定?、早くもヤーさんはそこにはいなかったという事です(笑)

継続して入手する事はありません・・・と締めようかとしたら、本作の後、干支が一回り(つまり12年経過)した後、2002年のアルバム<System X>でヤーさんが復帰しているとの事(と言っても、またしてもその1作だけだったようですが)・・・どーして、そー微妙な事してくれるのかなぁ、もう(笑)ま、機会があればってことで。
収録曲
1.Stand in Line
2.Since You've Been Gone
3.Secret Lover
4.Somewhere Over the Rainbow
5.Tonight I Fly
6.White and Perfect
7.Leviathan
8.Goodnight and Goodbye
9.Playing with Fire

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