コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2007年7月16日

Aretha Live at Fillmore West / Aretha Franklin


リリース:1971年
評価:★★★★★
コメント:アレサ・フランクリンの全ディスコグラフィを押えている訳ではありませんが、少なくともA.フランクリンのライブ盤ベストとなれば、その筆頭は間違いなく本作ではないでしょうか?

フィルモア・ウェスト@サンフランシスコ、'70s初頭、とくれば否が応でも「ロックの殿堂」となる訳ですが、勿論、A.フランクリンはソウル/R&Bカテゴリ。

プロデューサーであるジェリー・ウェクスラーでさえも不安はあったでしょうが、内容はこの通り。

[1]から圧倒的な熱気と歓喜に支えられている様子がビシビシと伝わってきます。

[2](ステファン・スティルス作)でウネリまくるバーナード・パーディのds、原型を留めない程R&B調になっている[4]。言わずもがな、レノン=マッカートニー作品です。

ブレッドの名曲[5]も熱いシャウトがよく似合うアレンジに(^^;

アレサ自身個人的にはいろいろあったであろう'70s初期ですが、ここでは完全に吹っ切れていたであろう事はこのライブを聴けば明らかです。

キング・カーティス(sax)を筆頭に、コーネル・デュプリー(g)、B.パーディー(ds)、パンチョ・モレイラス(perc)等のキングピンズやビリー・プレストン(org)、メンフィス・ホーンズのひたすらタイトで熱い演奏があってこそのライブであることは言うまでもありません。

極めつけは[9]でレイ・チャールズをステージに引っ張り上げてのパフォーマンス。J.ウェクスラーも後でいろいろを冷や汗をかいたらしいですが(^^;

まだまだ聴きたい&聴かなきゃいけないA.フランクリン作品はありますが、何はともあれ本作は先ず聴いておかないといけない作品ですね。
収録曲
1.Respect
2.Love the One You're With
3.Bridge over Troubled Water
4.Eleanor Rigby
5.Make It With You
6.Don't Play That Song
7.Dr. Feelgood (Love Is a Serious Business)
8.Spirit in the Dark
9.Spirit in the Dark [Reprise with Ray Charles]
10.Reach Out and Touch (Somebody's Hand)

0 件のコメント:

コメントを投稿