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2007年7月21日
Thriller / Michael Jackson
リリース:1982年
評価:★★★★★
コメント:「何を今更・・・」の感は否めず、また、語ろうと思うところもその大半は多くの同類サイトでも見られる訳でして、ここでの評も総まとめ的にしかならないかも知れません。
しかしながら、やはり'80sを代表する一作であるに留まらず、今の時代に至るまでこの作品を凌駕する作品が出現していない事実からして、
はやり何かしら本作について一言コメントをしておこうと思い立った訳です。
既にショウビズの世界ではその名は通っていたマイケル・ジャクソンでしょうが、前作<Off the Wall>に於いて、稀代の名アレンジャー/名プロデューサーとして名を馳せていたクインシー・ジョーンズを迎えたことで、M.ジャクソンの才能が一気に「開花させられた」と言うのはM.ジャクソンに失礼でしょうか?
見事に時代のニーズと先見性の認知に長けたQ.ジョーンズ、コンポーザーとして見事な作品を提供したロッド・テンパートン、そして何より「誰にも止められない勢い」でスーパースター街道を突っ走ったM.ジャクソン(無論、本人の努力もあったことでしょう)。
この3者が時を同じくして'80s初期に巡り会えた事が何よりの奇跡だったと思います。
見事にコントロールされたアルバム、エンターテイメント斯くありき、行き過ぎないゴージャスさ、加えて手練手管のサポートミュージシャン。まさに眩しい作品です。
名盤と言う言葉を使うと、少しニュアンスが違うように思うのですが、間違いなく世紀の傑作アルバムと位置付けてもよい作品かと思います。
ギターキッズは[5]でのエディーのソロに夢中になり、ポップスファンは[3]でのポール・マッカートニーとのデュオに夢中になり、後年はあのマイルス・デイヴィスが盛んにライブで[7]を取り上げていた事など、いろいろと楽しみどころも多い作品ですよね。
収録曲:
1.Wanna Be Startin' Somethin'
2.Baby Be Mine
3.The Girl Is Mine
4.Thriller
5.Beat It
6.Billie Jean
7.Human Nature
8.P.Y.T. (Pretty Young Thing)
9.The Lady in My Life
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