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2008年2月24日

Hello, I Must Be Going!(邦題:フィル・コリンズ2〜心の扉〜)/ Phil Collins


リリース:1982年
評価:★★★★
コメント:'80sの男性ソロシンガー/アーティストを語る際には、その成功者の一人として外せないフィル・コリンズ。

ジェネシスにおける急場しのぎ的なvoへの抜擢には、ファン側がP.コリンズのvoに不安を覚えたのかも知れませんが、結局は(多少のスタイルチェンジはあったものの)ジェネシスのフロントマンとなり、グループを統率したセンスと力量は確かに素晴らしいものです。

本作はそのP.コリンズのソロ第二弾となり、第一弾tのヒットも手伝ってか、よりリラックスした内容の好作品に仕上げられています。

全体的にそれ程明るくポップな感じが強くないなぁ・・・と思われるのは、逆に次作の存在を知っているリスナーだからかも知れません。

それでも、例のシュープリームスのヒットを自前のポップなセンスで味付けした[5]や[2]といった楽曲で窺われるセンスは十分に次作への伏線となっている事がわかります。

リズムへのこだわり、緩急の配分、メロディの組み方等など、流石にいいセンスをしていると思わせる一作です。
収録曲
1.I Don't Care Anymore
2.I Cannot Believe It's True
3.Like China
4.Do You Know, Do You Care?
5.You Can't Hurry Love
6.It Don't Matter to Me
7.Thru These Walls
8.Don't Let Him Steal Your Heart Away
9.The West Side
10.Why Can't It Wait Till Morning

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