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2009年4月25日

All That Jazz / Breath


リリース:1987年
評価:★★★
コメント:幼馴染であったデヴィド・グラスパー(vo)、マーカス・リリントン(g)、マイケル・デラハンティ(b)、イアン・スパイス(ds)からなる英国バンド、BREATHEのデビュー作品。

[4]、[9]、[10]のシングルが米チャートで連続大ブレイクした事からも判るように、
非常に耳に馴染みやすく、何よりもポップでメロディーの良さが最大の要因だったと思います。

グループとしてのコーラスワークもそうですが、D.グラスパーのvoも、ジョージ・マイケル辺りの「なんちゃってソウルフル」っぽさに通じるところがあり、実際、楽曲にもブラスやリードを入れ込み、「ライト感覚なソウル風味」がかなりイイ具合に熟れていたのだと思います。

プロデューサーはヘアカット100やマッドネスなどニュー・ウェイブ系のグループも手掛けたであるボブ・サージャント。

D.グラスパーとM.リリントンによるコンポーズが最終的に(デビュー・アルバムであるにも関わらず)これ程輝かしいものになっているのには、この人の手腕も無視する事は出来ないかと思います。
ただ不思議な事にこの後が続かず失速してしまいました。

が、やはり'80sに思い入れのある音楽好きには思い出に残るグループではあります。
収録曲
1. Jonah
2. All That Jazz
3. Monday Morning Blues
4. Hands To Heaven
5. All This I Should Have Known
6. Any Trick
7. Liberties Of Love
8. Won't You Come Back?
9. Don't Tell Me Lies
10. How Can I Fall?

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