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2009年5月4日

Chariots of Fire / Ernie Watts


リリース:1982年
評価:★★★
コメント:個人的にはジェントル・ソウツでの活躍が印象に残っているサックス・プレーヤー、アーニー・ワッツ。

本作は米音楽シーンの大物、クインシー・ジョーンズのレーベルからリリースされたE.ワッツのソロ作品。
Q.ジョーンズ自らがプロデュースを行う事で、非常に柔らかな中にセンスの良さが溢れるものになっているのではないかと思います。

[1]、[6]、[7]、[8]といったヴァンゲリス作品は言うに及ばず、[3]ではライオネル・リッチ、[5]ではドニー・ハザウェイといったブラック・コンテンポラリ系の曲も上手く取り上げています。

そういう点では作品として悪いものではないと思うのですが、何かもう一つ「これぞっ!」というポイントと言いますか、いい意味でのE.ワッツの色のようなものが薄められてしまったのかなぁとも感じます。

勿論、その柔らかくしっかりとメロディを聴かせるタイプのE.ワッツのプレーを本作で味わう事は難しくはないのですが、どうもちょっと演出が過ぎているかなぁと思えなくもありません。
収録曲
1.Chariots of Fire (Theme) [Dance Version]
2.Hold On
3.Lady
4.Gigolo
5.Valdez in the Country
6.Abraham's Theme
7.Five Circles
8.Chariots of Fire (Theme) [Slow Version]

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