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2004年1月3日

What It Is / Dave Liebman


リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:一般的にコルトレーン色の強いサックス奏者と言われているらしいデイヴ・リーブマンその人ですが、個人的にはこのリーダー作で聴いたのが初めてでした。

マイルス・デイビスやエルヴィン・ジョーンズといった大物グループでもプレーしていたそうですね。

少なくとも、本作ではあまりジャズ色は強くなく、本当に面白いフュージョン作品に仕上がっています。

非常に柔軟でかっこいいメロディーラインを創り出せる人のようで、[1]、[3]などのオリジナルは楽曲の面白さという点で非常に秀逸だと思います。

[4]などでも(ソプラノサックスから)アルトサックスへ持ち替えてのブローもご機嫌。

また、よく話題にのぼる[2](ローリングストーンズの曲)のカバー曲も、オリジナルよりテンポを落としながらも、マーカス・ミラー、スティーヴ・ガッドといった強力なリズムセクションが築き上げる隊となグルーヴにのったD.リーブマンのサックスが冴えています。

ギターにはジョン・スコフィールドが参加していますが、このようなメロディーラインの楽しいアーティスのサポートにおいても非常にいいソロを聴かせてくれています。

トータルバランスの良さも含めて、D.リーブマンの才とプロデュース(一部客演)したマイク・マイニエリの手腕が上手く発揮されているのではないでしょうか。

ラスト[6]におけるメロディーの美しさは・・・是非聴いてみてください(^^;
収録曲
1.Paolis Vision
2.Miss You
3.What It Is
4.A Dance for Your Thought
5.Chick Chat
6.You Only See You

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