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2004年1月24日

Key West Sunset / Steve Bailey


リリース:1992年
評価:★★★★
コメント:巧みなベースさばき、特にフレットレスベースを操る技術にかけては他に類を見ない(と個人的には思う)スティーヴ・ベイリーのソロ第一弾作品。

スコット・ヘンダーソン、ラリー・カールトン、ラス・フリーマンなど、ギター陣も強力です。

とは言え、全体を通して聴いた印象では激しいロック調ではなく、非常に聴きやすいソフトタッチな作品です。

ハーモニクスを多用する流麗なプレーはやはり特筆ものでしょう。

多少曲調は異なりますが、マーク・イーガンやジミー・ハスリップ系の音(適切な表現じゃないかも知れませんが)が好きな小生には好感触です。

[1]の美しさ、[4]のモダンなレゲエタッチの曲、[7]ぼビートルズカバーもいいのですが、[8]でのデイジー・ガレスピをゲストに迎えての作品が妙に気に入っています。

枯れまくったD.ガレスピのミュートしたトランペット、その背後で短めながらハードなフレーズを入れるS.ヘンダーソン。

一見、ミスマッチのようなのですが、これがノリノリです。

また、美しさなら[9]もお勧めです。

デヴィッド・ベノワ(p)とS.ベイリーのデュオですが、溜息ものです。

激しいのに耳に障らない、穏やかなのに弱々しくない。うまいですね。
収録曲
1. チャッズ・プレイス
2. ブラック・ダイアモンド
3. 進化
4. ケイティ&アイリッシュ
5. クラッシュ&バーン
6. ペイント・イット・ブラック
7. スクリーム・セラピー
8. アナサジ
9. ダークネス・ゲーム
10. ノースショア・バックドア
11. ユー・アー・ザ・ブルース
12. ホワット・カレッジ・ディド・トゥ・ミー
13. キャット&マウス

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