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2004年1月12日

2 / Urbanator


リリース:1996年
評価:★★★
コメント:マイケル・ウルバニアク率いるアーバネイターの2作目です。

基本路線は1作目同様に、ハイブリッド・ジャズ(ここでは、ヒップ・ホップやラップといったブラック・ミュージックとの掛け合わせ)とも言うべきサウンドを根本に据え、ソロまわしなどはやはりジャズのフレーバーを入れた作品になっています。

別段、アーバネイターが先駆者的な訳ではなく、本作より少し前なら、ウィントン・マルサリスのバックショット・ル・フォンクやスティーヴ・コールマンの諸作、ゲーリー・トーマスなども感覚的にはそのような音を創り上げていますから、「驚くべき」とは言い難いのですが、流石にうまくリスナーを惹きつける楽曲という事に関しては、個人的にアーバネイターに一票(^^;

ただ、これ以降アーバネイター名義での作品が無い事もあり、その辺りに関係してくるのか定かではありませんが、少し曲調が統一され過ぎているきらいがありそうな・・・

ありていに言えば、飽きられ易いという事かも知れません。

それでも、客演のトム・ブラウン(tp)やE.ハミルトン(g)の好演によって、全てが一色に沈み込まないようにしている点も評価できると思います。

個人的には、M.ウルバニアクのセンスに惚れています故、あまり他者の酷評は耳に入らない私なのですが(^^;
収録曲
1. アーバネイト・ザ・エリア・ナンバー2
2. バーシア
3. ニューヨーカー
4. マジック
5. アーバル・ティー
6. ムーディーズ・ムード・フォー・ラヴ
7. エニタイム・エニホェア
8. マントラ
9. オール・ブルース
10. ハイ・ホー・シルヴァー
11. ポラック

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