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2004年11月2日

Chik Corea Electric Band / Chik Corea Electric Band


リリース:1986年
評価:★★★★
コメント:後期リターン・トゥ・フォーエヴァー(RTF)以降、エレクトリック主体のバンド形式から少し距離を置いていたチック・コリアが全面的にエレクトリックなバンドとしての活動を再開させた「チック・コリア・エレクトリック・バンド」の1作目。
スコット・ヘンダーソン(g)、ジョン・パティトゥイチ(b)、デイヴ・ウェックル(ds)、カルロス・リオス(g)といった当時の若手の技巧派で脇を固めたバンドは、オーガニックな第1期RTFとも、ハードなテイストの第2、3期RTF、ホーンを大幅に導入した第4期のRTF、どのRTFのフィーリングとも異なり、単なるRTF(のコピー)ではないことをアピールしているようです。

流石にキーボードのラインにはC.コリア臭さがよく出ていると思いますが、バンド全体の放つ雰囲気には、まだ是と言った色がないようにも思えます。

それを差し引いても、優秀な録音にあることは間違いないでしょう。
収録曲
1.City Gate
2.Rumble
3.Side Walk
4.Cool Weasel Boogie
5.Got a Match?
6.Elektric City
7.No Zone
8.King Cockroach
9.India Town
10.All Love
11.Silver Temple

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