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2004年11月14日

Rio / Lee Ritenour


リリース:1979年
評価:★★★★
コメント:セッション~ソロデビュー~ジェントルソウツと、'70s初期から中後期にわたり、フュージョン・シーンを賑わせた人気者、リー・リトナー(g)の'79年作。

多くのファンは本作での急激なアコースティック・ギターの導入とブラジリアン・フィーリングの多用に多少の戸惑いを覚えたのではないかと思います。

今からしてみれば、「ブラジル」、「ラテン」といったキーワードが丁度フュージョン・シーンでの流行になっていた様にも思いますが、後年、彼自身がアントニオ・カルロス・ジョビンへのトリビュート作品をリリースした事からも、元々、そういった音楽への造詣が少なからずあったのでしょう。

全編をゆったりしたリズムと優しいメロディが覆い、うっかりすると聞き流してしまいそうな作品なのに、ビートの効いたマーカス・ミラーのベースなど、しっかりアピールすべき点も押えた作品だと思います。

エレクトリックであれ、アコースティックであれ、L.リトナーのギターを聴く側としては、相変わらずその巧さに惚れ惚れします。

エイブラム・ラボリエル(b)やアレックス・アクーニャ(ds)を筆頭に、「その手の」フィーリングを体現できるミュージシャンも大挙して参加しているのも嬉しい限りです。
収録曲
1.Rainbow
2.San Juan Sunset
3.Rio Funk
4.It Happens Everyday
5.Ipanema Sol
6.Simplicidad
7.A Little Bit of This Land and aLittle Bit of That

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