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2004年11月8日

Urban Knights / Urban Knights


リリース:1995年
評価:★★★
コメント:'60sのジャズから'80sフュージョンに至るストリームにおいて、アーバン・ナイツを構成するメンバーは、既に各自が一国一城の主としての実力と人気を持ち得ているという点、それら城主が一同に会してしまったという点で、'90sにおけるフュージョン/スムース系作品ではかなり上位に位置付けられる作品ではないでしょうか。

加えて、アースウィンド&ファイアのモーリス・ホワイトがプロデュースを務めています。

オマー・ハキム(ds)とヴィクター・ベイリー(b)の叩き出すリズムはあくまで'90sのしなやかさと都会的な匂いをキープしつつ、ラムゼイ・ルイス(p)、グローバー・ワシントンJr.(sax)も、時に華やかに、時にメロディアスにメロディーを紡いでいます。

フレディ・ハバード(tp)のアシッド・ジャズっぽいフレーズがカッコいい[3]や、[1]でのポール・ジャクソンJr(g)のカッティングがどことなくR.ルイスの名曲[Sun Goddess]のそれを彷彿させたり・・・と、城主を取り巻く強力な家臣達(?)も好演。

残念ならが、アーバン・ナイツ名義作品は以降もリリースされますが、この強力な城主が会するのは本作だけになってしまいました。
収録曲
1.On the Radio
2.Wanna Be With You
3.Chill
4.Hearts of Longing
5.Friendship
6.Miracle
7.The Rose
8.Urban Samba
9.Forever More
10.Senegal

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