評価：★★★
コメント：ラリー・コリエル氏（g）が井上道義氏、鈴木隆太氏等のプロデュースの下、'90年にリリースした作品。
両氏とも様々な楽団を指揮した事でも有名なコンダクターですね。
当時、クラッシックの大曲をギターで演奏するというコンセプトの下に活動していたコリエル氏でしたので、そんな流れの中で両者に何かしらの接点があったのかも知れません。
何れにせよ、（悪い意味で）一般受けはしない作品です(^^;
尤も、作品（楽曲）の質が低いと言っている訳ではなく、寧ろ、ギター一本で「聴かせる」プレーに徹するコリエル氏の技量については推して知るべしです。
クラッシック・ギター系のプレーが好みの方、あとはL.コリエルファンの方のコレクト・アイテムといった位置づけでしょうか。
[7]、[8]でウェイン・ショーター（ss、ts）が客演しており、ナイーヴな音を聴かせてくれています。
収録曲：
1.Julian's Card: Rodeo
2.Buckaroo Holiday
3.Corral Nocturne
4.Saturday Night Waltz
5.Hoe Down
6.El Salón México
7.Adagio for Strings
8.Concerto for Clarinet
9.New Age in America
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