コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2006年11月19日

The Other Side of the Moon(邦題:狂気)/ Pink Floyd


リリース:1973年
評価:★★★★★
コメント:リアルタイムで聴いた訳ではありませんが、既にこの作品('73年作)を知ってから20数年以上は経つでしょう。

音楽(洋楽)を聴き出した頃、プログレッシヴ・ロックという言葉の持つ響きが自身の中では否応なしに「マニアックな人向き」とカテゴライズされており、事実、現在に至るまでメジャーなGrp.や所謂「名盤」と呼ばれるものについていくらかを聴いたに過ぎません。

しかし、自身の音楽観における本作の位置付けはプログレッシヴ云々の前に、非常に緻密さとメンタルへの訴求を見据えた歌詞、拡散するかと思えば実はしっかり収束される音、その結果としてのトータルな完成度、まぁ見事にパーフェクトな一枚として今なお楽しんでいます。

特に歌詞については、それ自体が1つの作品として見られる向きもあるかと思います(ロジャー・ウォーターズの世界観は判りやすくはないかも知れませんが、'70s初期の来日時には歌詞カードを観客に配ったという逸話も、彼らのアーティスティックな部分が見て取れるかと)。

先にも述べましたよに、ピンクフロイドの経歴云々を語れる程の聴き方はしていませんが、もし、プログレッシブ系についてこれから手を伸ばそうかと思われる方が全く先入観無しに、兎に角、騙されたと思って手にとって戴きたい作品の一つと断言できます。

昨今はリマスタリングやサラウンド対応など、同じ音源であるにしても昔以上に楽しめる仕掛けを施した品(CD)も入手できる事ですし(^^;
収録曲
1.Speak to Me/Breathe
2.On the Run
3.Time
4.The Great Gig in the Sky
5.Money
6.Us and Them
7.Any Colour You Like
8.Brain Damage
9.Eclipse

0 件のコメント:

コメントを投稿