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2006年11月12日

Programmed / Innerzone Orchestra


リリース:1999年
評価:★★★
コメント:正直申し上げますと、本作がカテゴライズされるであろうデトロイト・テクノだとかハウス・ミュージックだとかには明るくありません。

ですので、カール・クレイグその人が本作の前後にどのような音楽を展開しているのかも全く知らない訳ですが、本作に限って申し上げれば、より自由な形でジャズをターゲットにして、自身が考える音の表現を試みた作品と言えるのかも知れません。

この手のカテゴリは「聴き込む」より「聞き流す」ように扱われるの機会の方が圧倒的に多いのかも知れませんが、迎合ではなく融合(若しくは単にチャレンジであったかも知れませんが)を目指したエフォートは評価されるべしと思います。

基本的にどの音楽カテゴリに限らず、発展/変化に乏しいものはあまり好きではありません。

誤解されると困るのですが、だからと言ってフォークやトラッド等を毛嫌いするものではありません。

つまり、いつどの様な時代であっても、あるカテゴリにある形態を変えようとする動きがあり、結果的にそれが成就できなくとも、将来的に「徒花(アダバナ)」と形容されようとも、その動きを求めた事自体は適切に評価されるものだと思うのです。

無駄話が過ぎましたが、確かに「構えて聴く」タイプの音楽ではありません。

ただ、初めて&何の脈絡もなく本作をたまたま手にされた方であっても、単純にポコピコピューピュー言ってる三文テクノやうるさいだけのトランス系などとは「あれ?何か違うなぁ・・・」と思われる可能性は高いと思います。

後はご自身がこの手の音楽に対しての興味を持つか持たないかだけです。

とは言え、私自身はまだそれ程思い入れ-好き度-が大きいカテゴリではないのですが(^^;
収録曲
1.Wrong Number
2.Manufactured Memories
3.The Beginning of the End
4.Programmed
5.Eruption
6.Monsters
7.Blakula
8.People Make the World Go Round
9.Architecture
10.Basic Math
11.Timing
12.Galaxy
13.At Les
14.Bug in the Bassbin

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