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2006年11月4日

House of the Rising Sun / Idris Muhammad


リリース:1976年
評価:★★★
コメント:とても惜しいと思うのです。

正直、[5]が突出してしまっている為か、他の楽曲が余りにも在り来り、押しなべて平凡、なものに聴こえて仕方がありません。

イドリス・ムハマッドがKUDU/CTIで真に何を演(や)りたかったのかは判りませんが、極個人的にはやはり[5]の様な音を強力に推進して欲しかったと思います。[1]や[6]が、何だか悲しく思えさえします。

無論、楽曲としての良さは別として・・・です。

殊更悪く言う必要は無いのでしょうが、プロデューサーの腕(と言うよりも、志向性か?)が大きくアーティストの作品内容を左右してしまっているのではないでしょうか?

前作の<Power Of Soul>にしても、本当にI.ムハマッドの「色」が出ているかと問われれば、何とも微妙なものと思えますし・・・
収録曲
1.House of the Rising Sun
2.Bahia
3.Hard to Face the Music
4.Theme for New York City (Based on Chopin's Prelude in E Minor, Op. 28,)
5.Sudan
6.Hey Pocky A-Way

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