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2006年11月24日

Killing Me Softly(邦題:やさしく歌って)/ Roberta Flack


リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:ニュー・ソウル云々のコンテキストであれば、必ずと言って良いほど登場することになると思うソウル・シンガー、ロバータ・フラックの5作目。

今なお、私の頭の中にはその昔、某インスタント・コーヒーのCMで流れていた[1]が強烈に焼き付いています(^^;

シャウトする訳でもなく、高らかに我等に幸あれと歌う訳でもない。

その一歩退いた立ち位置からクールに世界を眺めるようなニュー・ソウルそのものの有り方を肯定するか否定するかはリスナーの自由ですが、実際の所、私はR.フラックの意外にファンキーな所が好きだったりします。

無論、冒頭に挙げました[1]や[4]に感触は時代に見事に受け入れられた訳ですが、[3](ラルフ・マクドナルド作)辺りの軽め/明るめの感触、[5](ユージン・マクダニエル作)でのちょっとウネウネしたライトなファンク(?)もなかなか良い具合に歌っていると思います。

また改めてクレジットを見て気付かされたのが、本作があのローランド・カークにデディケイトされていると言う事。

ソウルだけでなく、ブラック・ミュージック全般をお聴きになる方(敢えて、ジャズ・ファンという書き方はしません(^^;)なら、この奇才/異才のサキソフォニストについてはご承知かと思います。

何ゆえのデディケイトなのか?までは調べられませんでした <m(_ _)m>
収録曲
1.Killing Me Softly With His Song
2.Jesse
3.No Tears (In the End)
4.I'm the Girl
5.River
6.Conversation Love
7.When You Smile
8.Suzanne

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