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2007年1月8日

3-D Lifestyles / Greg Osby


リリース:1993年
評価:★★★
コメント:確実に新しいジャズの有り方を示せる能力を持ったアーティストの一人だと思うグレッグ・オズビー(as)の5作目。

M-BASE一派としての顔を持つ以上、いわゆる、ブラック・ミュージックを包括しつつもジャズ的なアプローチは何処かに残さなければいけないという強迫観念(?)があったのか否か知りませんが、本作でこの人のタレントが本当に活かされているのでしょうか?
無論、ラップやヒップ・ホップをミックスする事を否定する意見を述べているのではありません。

その手の事を行っているアーティストは他にも沢山います。

だからこそ、G.オズビーが同じような路線を安直に実施してしまっているように思える本作が勿体無いと思うのです。

何だか、非常に中途半端だと思います。

#ラップやヒップ・ホップそのものは殆ど聴かない私ですので、尚更です。

正直、ファーストからサード辺りで聴かれた感触を(個人的には)G.オズビーの本質的な表現と思っています。

唐突にこのような作品を出してしまう事自体が何かしらの「主張」とすれば、それはそれとして頷くことも出来ますが、やはり楽曲としてどこまで楽しめるか、好きになれるか、と問われると・・・厳しいですね。
収録曲
1.Mr. Gutterman
2.God-Man Cometh
3.Raise
4.3-D Lifestyles
5.Hardcopy
6.Street Jazz
7.Honot the Example
8.Flow to the Underculture
9.Intelligent Madness
10.Thelonious

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