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2007年1月23日

Wild Horse Rock Steady / Johnny "Hammond" Smith


リリース:1972年
評価:★★★★
コメント:ジャズ・オルガニストとしての顔で語られるのが当人の本望なのかも知れませんが、個人的には'70s中期から暫くの間にリリースされた諸作(そしてその感触)が一番肌に合うように思っています。

本作はCTIレーベルの下、レーベル主催の名物男であるクリード・テイラーをプロデュースとして作成された'72年作です。

数年後にマイゼルBros.のプロデュースによる<Gambler's Life>や<Gears>もレア・グルーヴものとしては非常によいものとは思いますが、本作ではもっと跳ね回るような軽快さが心地よい作品になっていると思います。

目玉である[5]の爽快さやソロ回しのノリの良さなど、本作品の中でも抜きに出ています。

[1]ではアレサ・フランクリンの作品を、[6]ではミック・ジャガー/キース・リチャーズの作品をピックアップする辺りの目配せ(?)も中々のものです。

決して弾き倒している訳ではないのですが、ギターやリードなどを上手く活用した楽曲を入れる辺りも(C.テイラーの手腕かも知れませんが)上手く作用しています。

真っ赤なシャツと赤ブチのジャケット。

かたひじを張った感じではなく、気楽に聞き流してもいいのかなぁ、という雰囲気にさせてくれる作品です。

まぁ、聞き流すという言い方は(どのようなアーティストの作品であっても)いい聴き方ではないのですが・・・

ロン・カーター(b)、ジョージ・ベンソン(g)、エリック・ゲイル(g)、ビリー・コブハム(ds)、アイルト・モレイラ(perc)等の布陣もかなりのものです。
収録曲
1.Rock Steady
2.Who Is Sylvia?
3.Peace Train
4.I Don't Know How to Love Him
5.It's Impossible
6.Wild Horses

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