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2007年1月14日

Return of the Brecker Brothers / Brecker Brothers


リリース:1992年
評価:★★★
コメント:'80年の<Straphangin'>を最後に活動を解散した'70sフュージョンの雄、ブレッカー・ブラザーズ。

12年振りにランディとマイケルがブレッカーBros.として吹き込んだ再結成第一弾が本作。

'70sの絶頂期から付き合いのあるファンは別として、正直、'90sという時代にどこまで彼らのスタイルが受け入れられるのか懐疑的な見方が先行します。

がしかし、流石にプロフェッショナルな彼らのやること。あっさりとそのような素人考えを払拭してくれています。

二人が各々のフィールドで過ごしてきた時間は決して互い(ブレッカーBros.として)の要素を希薄にした訳ではなく、素晴らしい肥しになったようです。

録音技術やガインストルメンツの進歩、時代に則した感触を充分に考慮されたと思しき音作りは、非常に滑らか。

デジタルっぽさはあるものの、これまでの作品にはあまりなかったワールド・ミュージック色などもあり、単なる昔の焼き直しではない点も評価できます。

#曲中でサムスカファンクのテーマを入れる辺りはご愛嬌(^^;

しっかりと聴かせるツボ(技巧的な円熟というのでしょうか)も兼ね備えた彼らは、流石に時代を引っ張ってきただけのことはあります。

追伸:
2007/1/17付けの新聞で、M.ブレッカー逝去の知らせを知りました (T_T) 合掌(-人-)
収録曲
1.King of the Lobby
2.Above & Below
3.Wakaria (What's Up?)
4.Sozinhi (Alone)
5.Good Gracious

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