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2009年3月28日

Wizard Island / Jeff Rober Fusion


リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:奏者、プロデューサー、アレンジャーと幅広く活躍するジェフ・ローバー自らが率いたフュージョン・グループであるジェフ・ローバー・フュージョン。

サックス・プレーヤーとしてケニー・ゴーレリックを迎え、グループ史上最高の出来映えと言われるのが本作。

軽快であるのにしっかりと踏ん張りを効かせた楽曲になっている点は流石にコントロールが行き届いているなぁとの印象があります。

K.ゴーレリックの溌剌としたプレーはもとより、J.ローバー本人、そして、私個人として思うのは、ボトム隊のデニス・ブラッドフォード(ds)とダニー・ウィルソン(b)による何とも堅実な支えがあってこそでは、と思ったりします。

そう、キーボードもサックスもボトムがあるから光るんだと思います。

[9]ではチック・コリアがゲスト参加し、ミニ・ムーグを奏でています。

本作も'80sフュージョンの人気作品の1つに挙げられる逸品かと思います。

蛇足:
申し上げるまでもないかと思いますが、K.ゴーレリックは、後年[Songbird]でインストルメンタルながらポピュラー・チャートで#1を獲得した「ケニーG」その人です(^^;
収録曲
1.Wizard Island
2.Sweet
3.Can't Get Enough
4.Reflections
5.Fusion Juice
6.Lava Lands
7.Shadows
8.City
9.Rooftops

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