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2009年3月20日

William Ackerman / William Ackerman


リリース:1983年
評価:★★★★
コメント:ウィンダムヒル・レーベルの会長も兼任していたギタリスト、ウィリアム・アッカーマンの5作目。

売りであるそのナチュラルで情緒的なサウンドは本作でも健在ですが、前作から楽曲のフォーマットを「ギター・ソロ」から「他楽器とギターのアンサンブル」へシフトした事も手伝い、
曲そのものが含む雰囲気に更に奥行きが感じられるようになっているかと思います。

本音を言えば、小生個人的にはギター・ソロ作品(初期3作品)により親しみを覚えますが(^^;

もとい。またそのアンサンブルの中でも、マイケル・マーニグが奏でるフレットレース・ベースの音色に惹かれるところが多々あります。

正直、何年、否、20年ぶり位でこの作品を聴き返したのですが、当時よりも更に喧騒さを増した今の時代においては、その飾らない音の清楚さのようなものが(当時にも増して)清らかに響いてくる気がします。
収録曲
1.Visiting [1982]
2.Garden [1979]
3.Three Observations of One Ocean [1980]
4.Pacific II [1980]
5.Synopsis [1983]
6.Ventana [1983]
7.Threes [1983]
8.Synopsis II [1983]
9.Rain to River [1975]
10.Night Slip [1982]

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