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2009年3月1日

Broadcast(邦題:愛に抱かれた夜)/ Cutting Crew


リリース:1986年
評価:★★★★
コメント:どうしてもシングル・ヒットした[6](邦題:愛に抱かれた夜)のみで語られてしまうカッティング・クルーではあります(?)。

が、実際問題として(英国は別としても)米国や日本での受け取られ方としては、やはり一発屋というあまり有り難くない冠を被せられてしまっているのではないかと思います。

本作はその大ヒット・シングルを含む'86年作のデビュー作ですが、私自身も今になって全編を聴き通したような有様ですm(_ _)m

本作がデビュー作とは言え、収められている楽曲は、ハードロック的な要素やちょっとプログレッシヴ・ロック、モダン・ポップス、ブラック・コンテンポラリーといった香りも感じさせる具合になっており、事実、メンバー各自は既に名のあるミュージシャンのバックを務めていたり、デビュー前から楽曲を練っていたりと、なかなかプロ意識といいますか、ミュージシャンとしての意気込みが並々ならぬものであったことを窺わせます。

先述のヒット・シングルに魅せられた方であれば、本作全体を通じてもカッティング・クルーの上手さ/ファーストとしての出来映えの高さに納得されるのではないかと思います。
収録曲
1.Any Colour
2.One for the Mockingbird
3.I've Been in Love Before
4.Life in a Dangerous Time
5.Fear of Falling
6.(I Just) Died in Your Arms
7.Don't Look Back
8.Sahara
9.It Shouldn't Take Too Long
10.The Broadcast

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